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我慢の歴史②

前回は我慢と人類の歴史をつなげてみることの前半Ver.でした

 

1秒たりとも同じ世界を観ることができない人間

その一人ひとりのバラバラの世界をどう統制するのか、結集させるのか

人類の歴史は、その問題解決のための歴史である

という観点から書いています

 

王様の見ている世界を基準とし、そこに従って生きる

王様と奴隷の関係

それは暴力によって支配される歴史

 

暴力によって抑えつけられるということがあれば

人々は我慢が当たり前になる

でも、その我慢も一定量を超えてしまえば

我慢の歯止めがきかなくなる

 

そこで王様と奴隷の時代は終わり

科学技術の発達と共に一人ひとりの豊かさが生まれてくる

多様な学問がうまれ、その学問を学ぶ人、より追求する人。。

資本主義が生まれ、お金によって世界がまわる

 

そして王様による暴力の支配から、お金による支配関係が始まる

モノ商品を生み出すことができるのか

お金を持っているのか

 

商品を生み出すことができず、お金もない人は

自分の時間・体を労働力として提供することでお金をもらう

これが企業で働くということ

お金があるのか、ないのか

ない人は、ある人に従って生きるという構造

 

従うということは自分の意思で生きることではない

労働力を提供することでお金を得ているわけだから

自分の基準ではなく

お金を支払う側の基準に合わせなければならない

自分の基準はないものとする・・・我慢。。。

 

お金によって格差は大きく開いていく

お金によって豊かになることで地位や名誉を手に入れる

その人は権力を手に入れて多くの人に影響を与えていく

権力によって支配する者、される者の構造

 

支配される者には影響力なんてない

それは、その人の基準は必要なくて

より大きな影響を与える者に合わせて生きることを求められる意味でもある

影響を与える側に合わせて生きる生き方。。。これも我慢

 

人類の歴史はバラバラな人間の基準をどうやって結集させ

生産性を高めるのかの歴史

暴力からはじまり、財力、権力と

何によって人が人を支配するのか、されるのかの歴史でもある

 

モノが豊かになり、生活が便利になることで

満たされていると感じる事もたくさんあるけれど

人間関係における根本的な支配の構造は形を変えているだけで

何も変化はしていない

むしろ、格差はどんどん広がっている
そして我慢も蓄積され続けている

 

世の中の多くの人は、この支配される側の中にいる

支配されることしか経験したことがない人たちの中に生まれた子供は

支配されることしか知らずに成長する

それと一緒で我慢が当たり前の環境で育てば我慢は当たり前のものになる

 

だから、我慢の歴史①の冒頭に書いた私の我慢も

この人類歴史の中にあり続ける我慢とつながっているんだということ

私自身の問題って思うけど、私一人の問題ではなく社会とつながった問題

 

 でもね、この支配する側、される側の問題

どうやったら解決の方向に向かうのか

支配されたくなーい!もう我慢なんて懲り懲りだ!

そうやって人たちの反発が起こることで解決されるのか

 

それでは解決にはならない

むしろ、暴動が起こり、カオス状態に陥ってしまう

傷つけあうことでは本当の解決にはならない

今までの人類歴史を繰り返すだけ

 

だから、私は人間が賢くなることが必要だと思う

考えや感情に振り回されるのではなく

状況を把握できる力や、自分自身の中に意思決定構造を持つこと

その教育が人間に対して必要だと思う

 

今回は我慢というところにポイントをあててみたけれど

人類が繰り返してきた構造が変化することなく続く未来には

幸せな明るい未来は正直見えない

 

それはみんな、薄々気付いているんじゃないのかな

ただ、気付いてもどうすることもできないから目をつぶる

考えたって無駄

どうしようもないんだから、もっと他の楽しい事を考えよう

そんな風になっているんじゃないのかなって思う

 

でもね、考えたって無駄って思えるのなら

そこにはまだ希望があるって私は思う

限界と出会えば必ず限界を突破する方法がある

突破することができる人だから、限界にも出会う

諦めないこと

 

答えはある