人間は何を諦めたのか

私たち人間は「考え」をすることができる

なぜ考えるのか

疑問があるから

知りたいことがあるから

でもいくら追求しても答えがでない

そんな壁にぶちあたる

私たち人間は、たくさんの限界や問題と出会う

環境問題、飢餓の問題、目の前の人間関係の問題

戦争・紛争、お金の問題。。。たくさん。。。

問題をあげだしたらきりがないくらい多くの問題がある

そして、それと同時に

私は何者なの？

一体、どこからきて、どこに向かうの？

生きるってどういうこと？

こんな疑問も持っている

前者については取り上げやすいし取り組みやすい

だから、企業として問題に取り組んだり

NPOを立ち上げて取り組んだり

マスコミでも問題意識として発信される

でも後者については、

そんなこと考えても仕方がない

答えがでないものなんだから考えても無駄

目に見えないものだから怪しいもの扱いさえされる

そして、いつしかそんな疑問さえもたなくなる

持たないというか、ないものとして考えることをやめてしまう

その結果、人間は目に見える世界の問題解決ばかりに一生懸命になった

環境を快適に整えたり、モノ商品を開発し続けたり

お金を稼ぐことに忙しくなったり。。。

確かに手に入れてきたものはたくさんある

でも問題はその結果、人間は幸せになってきたのかということ

毎日、目の前の忙しさに追われ心は疲弊していないだろうか

家族、友達、会社、地域の人間関係は豊かになって

毎日安心の関係の中で生きているだろうか

未来に希望をもって、子供たちに恥じない未来を残せるだろうか

人間が考えても仕方がないと考えることをやめた問い

人間がなんなのかもわからずに

生きることがなんなのかもわかるずに生きる人間

人間はどこからきて、どこに向かうのもわからずに

生まれて死んでいく

それって、ハッキリ言ってギャグ！

真理を求めることを諦めて、倫理道徳を選択した人類

求めても無駄だから、人に迷惑かけないように生きようって

大きな妥協をした

でも、そこにAIが登場して、いとも簡単に人間の倫理道徳を

意味のないものにしていく

今までの学問の上に成り立つ教育では世界は変わらない

今までの延長では77億みんなが幸せになることは不可能

そこに気付くことができるのか

大きな分岐点に生きている私たち

何を選択し、どんな未来を再創造するのか

今までと今ここからの融合の時！