情報知識を整理整頓・生産する能力

私たちが生きる現代はたくさんの情報に溢れています

積極的にニュースや新聞を見るということがなくても

スマートフォンという、世界とつながった情報発信源を

一人ひとりが当たり前にもっているので

スマホを開けば様々な情報が瞬時に入ってきます

「開けば情報が入る」

これは、とっても受身で受動的な情報の取り方

しかも実は1日の中ですごい量の情報が無意識に入ってきているから

無意識のうちに影響を受けてしまっている状態

次から次に入ってくる情報に対して

どう整理したらいいのかわからないし

どう受け止めたらいいのかわからない

そんな状態の中、生きているのが私たちなんです

例えば、気になるニュースがあったとしても

日々の忙しさと、次から次に入ってくる情報の波にかき消され

そのニュースについて調べたり、深めることなく

他の情報と一緒に流れてしまう

こんなことってないですか？

これは、そもそもの出発が受身の状態だから起こること

自分の中に情報を整理整頓する機能があれば

どんなにたくさんの情報が入ってきても

どんな質の情報が入ってきても

それを自分自身でしっかり判断できるし整理できる

どんなモノの観方をするのか

その軸を持つこと

 生き方の哲学を一人ひとりが持つこと

それが、今からの時代に求められるものだと私は思います

そして、更に必要なのは

入ってきた情報知識を活かして何を生産するのか

情報の整理整頓をしたところから

必要な情報を一旦全て受け入れオールゼロ化し再創造（生産）できること

この技術を持っているかどうかが大切になってきます

人間は1分1秒も同じ画面を見ることができない

だから、一つの物事に対しても観点は無限大あってバラバラの状態

今まではそのバラバラの状態を暴力や財力、権力という力で統制してきたけれど

そこにはもう限界がきている

たくさんの情報が入ってきた時に

情報の活かし方を持っていないと情報にまみれ翻弄されていく

情報知識を主体的に生産できるモノの観方

その賢さ（＝哲学）を人間が持たないといけない時代

今朝はそんなことを感じることからスタートしました