自殺をどう観るのか
昨日見た令和哲学カフェの中で自殺についての討論がなされた
自殺はしてもいいのか、それともしたらいけないのか
出演者それぞれの意見を出し合い
「自殺はしたらいけない」それが出演者各々が出した答えだった
一人ひとりの意見を聞きながら納得したり、考えさせられたり
テーマがかなりナイーブなものではあったからこそ深く考えさせられました
そして、令和哲学者NohJesu氏 曰く
自殺をするに至る痛みというのは精神の痛みである
体の痛みより精神の悩み、痛みの方が痛くて耐えることができないし
それを超えることができないから体を殺す(=自殺する)
これが自殺する人に起こっている状態と仰いました
聞いて私は納得しました
そして、本来精神の悩みは精神で解決しないといけない
体を殺すことで解決しても、それは解決になっていないんだ
と仰り、このコメントに対しても、なるほどその通りだなと納得でした
そして、最後に仰ったのが
自殺は生きる意思があるけど環境を統制できない状態
でも人間は本来環境をも変えられる存在なんだよ
そういうことなのか!とただただ納得でした
自殺については軽々しくあーだ、こーだ言ってはいけないかもしれない
でも、何が起こっているのかの原因や仕組みがわかれば
問題解決の糸口は見えてくる
環境を統制できない人間
でも本当は、どんな環境であろうとその環境を変化させてしまうことができる
それが人間であって、今は変化させる方法を知らない状態なだけ
その状態はある意味希望の状態だなと思いました
自殺って、それについて討論したり、考えたりすることが
タブーとされているような雰囲気がある
きっと、それは自殺について正しく知ることができなくて
解決することができないという分野にあるからだと思う
でも何が起こっているかのメカニズムさえわかれば
全くとらえ方も変わるし、向き合う姿勢も変わると思った
メカニズムがわかることで、すぐに解決できるわけではないけれど
でも理解することで新しくスタートができるから
私自身、向き合い方が大きく変わったように思う
こんな内容をオープンに、○×なく討論できるってすごいな!