未来は創るもの!

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鳥かごの中の鳥

人間ってロボットと一緒なんだよって言ったら

どう思いますか??

 

ロボットって決められたアルゴリズムが組み込まれ

AだったらBをするというようにアルゴリズムに沿って動きますよね

掃除ロボットはゴミを見つけるようにプログラムされているし

ゴミを見つけたら吸い込んで部屋をきれいにする

これが仕事と設定されています

掃除ロボットがお掃除中に台所に転がっている野菜を見つけて

いきなり料理を始める、なんてことはありません

与えられたAだったらBのアルゴリズムを繰り返すのです

 

実は人間も同じで、AだったらBを繰り返しています

それは、言い換えると原因と結果の因果の世界

人間はおぎゃーと生まれたその瞬間、因果の世界に生きることが

スタートしています

 

・・・どういうこと?

 

おぎゃーと生まれたその瞬間、同時にかならず訪れるのは死の世界

生まれたら死ぬという原因と結果の世界が始まるんです

生命の誕生、それは本当に尊くて美しくて神秘な世界

そこに「死」の世界を一緒に考えたくないって思う人もいるかもしれない

ここで言いたいのはそういうことではなく

人間はそんな世界に生きているという仕組みの話

 

 ・ごはんを食べたら排泄する

 ・酸素を吸って、二酸化炭素を吐く

 ・朝目覚めたら夜には眠る

 ・出会いがあるから別れがある

 ・情報が入れが考えが生まれる

 

実は人間もロボットと同じようにかなりシステマティックな仕組みのもとで

生きているんです

 

人間という共通のアルゴリズムもあれば

一人ひとりの経験・体験をもとに出来上がったアルゴリズムもあります

 

 ・〇〇が好き

 ・〇〇が嫌い

 ・〇〇がやりたい!

 ・〇〇に行きたい!

 

一見、今この瞬間に自分の意思によって決めていると思うことも

実は幼い頃に経験したことからAだったらBというアルゴリズムが作られ

そのアルゴリズムを通過した上で出てきている考え・感情なんです

 

だから、実は自分が作り出しているものなんて一つもない

これが人間で生きるということなんです

 

でも、そんなこと言ったら人間は何も生み出せないし

つくられたアルゴリズムからも自由になれない

決められた世界を生きるしかないの?

 

そうだったら、正に地獄・・・

生きているのに生きていないようなものですよね

 

私は、私の人生を生きながら、自分で意思決定をしたことがない

という事実を知った時、すっごく!ショックでした

でも、認めざるを得なかった。。。まるで鳥籠の中の鳥のような気分

一人でいようと、友達といようと、家族、恋人、新しく出会う人

どこで誰といても、いつも繰り返している自分のパターン(アルゴリズム)がある

出たくても出られない。。。

出口が、扉がどこにあるのかわからない。。。

 

そんな状態でした

もちろん、人間は自由に意思決定することもできるし

再創造して生きる生き方も可能です

鳥籠の中から出て自由に空も飛べるし、また籠の中に入ることもできる

 

でも、その為には知らなければならないことがある

人間で生きることの苦しみ、悲しみ、歴史の涙。。。

私たち人類が生きてきた道の延長には、残念ながら本当の幸せはない

 

薄々感じているでしょ?

 

本物の幸せ

誰もが幸せに生きられる未来

その道に進むためには、まず人間で生きることの絶望を知ること

絶望を知らない希望は、根っこのない木が簡単に倒れるのと同じで

一時の幸せしか感じることができない

深く広く絶望を感じるから、広く高い希望に向かうことができる

絶望の涙を包み込める希望に向かうことができる

 

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私は、理解が大事だって思っています

今、世界で何が起こり、何が必要なのか

人類の歴史の中で何が繰り返され、その結果今どうなっているのか

人間とはなんなのか

生きるということはどういうことなのか

生かされるのではなく「生きる」こと

 

様々な情報を自分で判断し、選択できる賢さ

そんな意思決定構造を自分の中に持つことができるのか

それを追求していきたいし、共有したい、一緒に考えたい

そんな風に思っています