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理解し合うって難しい

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学生・・・いや、社会人になってから色々事情もあり働きながら

バイトしていたことがあった

その頃のことを思い出したので書いてみる

 

私は学生の頃にとんかつ屋さんで働いていて、

店長と仲良くしていたこともあったので掛け持ちで働くとなった時に

店長は私に都合よく働かせてくれた

 

私が働いていた時に、中国人の女の子が一人アルバイトで入ってきた

彼女はとても頑張り屋さんでよく仕事をこなしていた

でも、接客がしたくて入ってきたのになかなか外には出してもらえなくて

キッチンと外でお客さんの接客をする人の間の仕事をすることが多かった

私は彼女と仲良くしたかったし、一緒のシフトの日には良くお話したり

仕事を教えたりをしていた

 

それなりに楽しくやっていたと思っていたけど

彼女は同じ建物の中にある別の中華料理のお店でも働き始めた

最初は掛け持ちで働いて頑張るなーって思っていたんだけど

ある日、話をする中で彼女は言った

「ここで働くはの楽しいこともあるけど、私が中国人だから

 お客さんに接する接客の仕事をさせてもらえない」と

「接客がしたくて入ったのにやりたいことをさせてもらえないのは辛い

 だから、もう一つのお店で働き始めたんだ」

 

その話を聞いた時正直びっくりした

言われてみたらそうか・・・と納得する部分はあるのだけれど

日常のコミュニケーションの中でそんな話は一切出てこなかったから・・・

仲良く話をしていても、一緒に笑いあっても、

私は彼女の気持ちを何も知らなかったんだなってことに本当にショックだった

 

その事を友達にはなした時に涙がでた

そして、彼女はしばらくして掛け持ち先として始めたお店1本で働き始めた

やりたいと思っていた仕事ができるようになってよかったと思う反面

やっぱり悲しいなって思ってた

 

人は表に出す表情・言葉・行動

それだけを見てもわからないことがいっぱいある

本当に相手が望んでいること、苦しんでいること、悲しんでいること

それは見える世界だけではわからない

 

先日まで令和哲学カフェに出演していた中国人の女の子シェリーの

コメントが私に当時の彼女を思い出させてくれた

令和哲学カフェで、ここでは何でも本当のことが話せる

だからすごく楽しいって言っていた言葉は本当にすごい事だなって思った

 

あの頃から私はどれだけ成長したのかわからない

でも、また新たな一歩を歩もうって思った時間だった